誕生-おめでとう-
2011年 01月 07日寝ていたらいきなり破水。
なんかいつもと違う感じがしてだいぶソワソワしながら看護師さんを呼びました。
簡単に検査してもらったら、そのまま先生に呼ばれました。
その瞬間、悟りました。
「あ、このままいくな。」と。
モニターをつけると、お腹が定期的に張ってる。
まだ痛くない。
旦那を呼び、先生からお産の方法について話を聞きました。
双子ちゃんだけど、頭位&頭位だから下からのお産でもいいし、
帝王切開でもいいし、どちらでもいいよって。
私たちはどちらか迷いに迷って、安全面と痛さを考え帝王切開を選択しました。
本当はお腹にまた傷ができてしまうのはイヤだったんだけど。
赤ちゃんたちのことを考えたら、それが一番いい選択かなと。
そんなこんなしていたら、だんだんと痛みが…
「あ~これが陣痛かぁ」なんて、
最初は静かに痛みに耐えてました。
だんだんとお腹の痛みが6~7分間隔に。
手術室の準備ができたということで、移動したのが朝4時30分。
陣痛は痛かったけど、叫ぶわけではなく静かに耐えてました。
手術室で色々されて、まずは麻酔のための麻酔。
これはちょっと痛い。。
そして麻酔が効いたとこでさらに下半身麻酔を。
だんだんと下半身の感覚がなくなって、自分ではコントロールできなくなってました。
そんな中、聞こえた先生の声。
「子宮口10センチ!頭下がってるよ!」
「えっ?!」
先生が「もう頭が下がって来ててお腹切っても届かないからこのまま下から産むよ!」って。
ビックリしたけど、麻酔で痛くないからってことで急遽一人目は下から産むことに。
いきむ感覚がわからず、とりあえずお腹に力を入れ、
それと同時にお腹をぐいぐい押される…
「次、いくよ!」
って何回か聞いた後、最後の踏ん張りで、5時39分一人目が誕生しました。
すぐに「オギャー!」と泣いてくれました。
その瞬間、よかったぁ~と言いながら泣きました。
喜んだのもつかの間、二人目の体位を確認しているとなんだか良くない会話が。。
お腹の中で横になってしまったようで、急遽、帝王切開となりました。
赤ちゃんのための判断ではあったけど、一番避けたいと思っていたことが
現実となってしまい、ちょっとへこんでました。
でも、6時00分二人目誕生。
すぐに泣いてくれなくて不安でしたが、ちょっとしてから泣いてくれました。
看護師さんが私の頬に赤ちゃんをくっつけてくれました。
すんごくあったかくて、いい匂い。
あの感触は忘れないでしょう。
その後は、産後の処置がしばらく続きまして。
麻酔で感覚がないけれど、なんかガチャガチャ器具の音がする。。。
それがイヤで眠らしてくださいって麻酔の先生にお願いしたけれど、
麻酔が効かず、結局起きてました(笑)
6時半頃、病室へ。
旦那と母が待っていてくれました。
うつろだったけれど、なんだかほっとしてまた泣きました。
後から祖母と義母も来てくれました。
みんなが心配して駆けつけてくれたことがとても嬉しかった。
赤ちゃんたちは早産で低体重だったため、そのままNICUへ。
私は次の日にならないと会えないと言われ、旦那が撮った写真でしか確認できかったけど、
とりあえず元気だってことは確かだということで安心しました。
切迫早産で、先生にはここまで持たないと思われていたようで、
35週5日と36週には届かなかったけれど、
無事に産まれてくれてよかった。
赤ちゃんたちは予想以上に小さく、正直、触るのがこわかった。
でも、とても愛おしかった。
「あー本当に私が産んだんだなぁ」って。
傷が痛くて、また体力がなくてなかなか思うように動けず、
一日目は泣いていたけれど、毎日赤ちゃんたちに会いにいくのが楽しみでした。
一週間後の1月5日、私だけ一足先に退院。
双子ちゃんはあと一か月ほどNICUにお世話になります。
体重はなかなか増えませんが、日に日に何かしらの成長があり、
看護師さんからその話しを聞くたびに泣きそうです。
やっと少しずつ歩けるようになり、赤ちゃんたちのお世話もしています。
早くみんなにお披露目できるように、あとは二人に頑張ってもらわないと。
私も毎日通って、愛情を注いでいきます!!
この一か月半は正直きつかったけど、
生涯忘れない貴重な経験となりました。
そして、一回り強くなれたかなぁと思います。
母として。
これからはすべてを二人に注いでいきます。
早く家族4人で暮らせるといいなぁ。
by mi7226ki
| 2011-01-07 18:04
| わたし